出来っこないじゃないか

このところの感じは、なんていうか、ザ・老人の1日という感じで心地いい気がします。私の描いていた老後生活では、家内と2人、お茶の間でTVを視聴しながら、ズズっとお茶を飲みお小言を頂戴するでしたが、家内は絶対嫌だそうです。義弟の介護に燃えているのでちょうどいいのかも知れません。

それならそれで別の選択肢が必要で、書く号なんかはちょうどいいのかな?春からは家内の年金も満額になり、ようやく老後資金の毀損から抜け出す予定です。義弟が一緒に住むつもりなら年金3馬力で強力になるw。まあそれは義弟が決めることで私たちに選択権はありません。

最近、日本貧しくなる論というキムチ臭い論が起きていますが、慰安婦、徴用工に続く対日工作とみています。これだけの高齢化なのでGDPが縮小するのが自然なんですが名目でも現状を維持しているのが不思議です。物価が安く実質GDPは650兆円とか。

これは老人層の多くが十分な蓄えがあり消費しているせいでしょう。緩やかな物価上昇と賃金アップが経済の発展には必要だそうですが、それなら年金もベースダウンではなくベースアップしてもらいたい。老人の消費が増えて経済が発展しますよ岸田さん。

日本の経済を発展させるのは電力の低価格化が必須だと思います。人件費はAIロボット化によって上げても国際競争に問題はありませんが、電力は今より多く必要になりこの価格が問題になると思います。セクシーとか河野氏のような西洋かぶれを支持しない理由でもあります

この問題と低炭素化、エネルギーの自給自足に挑戦するのが書く号なんですが、いろいろ調べると難しい問題が山積していて嫌になります。そもそも、老人の出来る問題でもなさそうかな。高効率分散発電で、水蒸気改質により炭化水素から水素を生み出して使うのですが、肝心の改質器や燃料電池などの技術が未成熟ですね。電気は電線で運べて集約も分散も容易です。

炭化水素は下水とかごみとかバイオマスとかメタンハイドレートとかから作れるのですが商用利用するには電気に安く高効率に変換する必要がある。しかし、発電所を作るには資源量が乏しくペイしない。ですがこれらの資源はやがてCO2に変わるばかりではなく、メタンハイドレートなどはメタンというCO2の25倍の温室効果があると言われ野放しになっている。牛のげっぷが問題になってますが、がやがて畜舎の天井に触媒付きの換気扇が付けられるかもね。

これらの資源は広く浅く存在していて未利用なのですが膨大もなく存在する。例えば上越沖のガスチムニーは分かっているだけで1800か所近くあり、今でも海中にメタンを排出しています。これは太古からなので、地中深くで作られいると言われています。ですからこのガスチムニーだけで発電して、仮に1カ所1万kw発電できれば1800万kw。10分の1としても180万kwです。

しかし、カニの不漁の原因にもされかねません。もともと乱獲で資源が減っているのですが格好のターゲットにされかねません。バイオマスも同じですね。もちろん、自然との共生が目標ですので、このような所から先に手を付ける必要はありません。

このような発電機が出来ればものすごいマーケットがあることを示したかったのです。何故実現できないのかというと、netで検索する限りでもネガティブな要素が多すぎるんです。現役時代の私だって部下がこんなことを言い出せば、「出来っこないじゃないか」「まったく今どきの若い奴は・・」と嘆いたことでしょう。